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2017年10月27日 (金)

総選挙総括⑤ その他、この間に判明したこと

 (その1)「想定」しておくべき最悪のシナリオ

 安倍首相続投

 ⇒トランプ・安倍会談

 ⇒北朝鮮への徹底「圧力」・包囲網貫徹(+武力行使?)への?協力要請受諾

 ⇒北朝鮮「当然」屈服せず(戦前の日本と同じ)

    →①9条改憲発議 →大論争 →国民投票 →結果は?

    →②(上記の結果が出る前に?)北朝鮮暴発、もしくは米軍先制攻撃

    →有事

   (→屋台みたいな迎撃装置、1つもミサイル落とせず:笑)

   (→自衛隊員その他に犠牲者)

 ⇒国民、ようやくにして「アベのリスク」を認識

 (その2)多摩川巨人軍

 衆院選総括②でも少し書いたが、今回、希望の党から出馬した人の少なからずは「(思想・政策・目指すべき社会像がどうこうではなく)ただ政治家になりたかった人」、さらに言うなら「できれば(一番力を持つブランドである)自民党から出馬したかった人」である。

 当方は(今回も各党から50人位が出馬した)松下政経塾にいたので、そうした人々の実態は割とよく分かっているつもりだ。

 言い換えれば、そもそも旧民主党、あるいは民進党が駄目だったのは、別に「左右いろんな意見の議員がいた」からではなかった。

 昨日のドラフト会議に例えれば・・・民進党右派と呼ばれる人々の少なからずは実は「第一志望・巨人軍」だったのだ。

 当方もそうだが、彼らは全共闘世代の挫折を身近な伝説に聞き、政治と言えば事実上自民党しかないような時代に育った。

 テレビで巨人戦以外やってない頃の子どもが自然「大鵬・卵焼き」好きになるのと同じで・・・こんな当方にすら、その空気感は理解できる。

 だが。

 残念ながら政治の中心「巨人軍」には(すでに枠満杯等々の理由で)入れなかった。

 そこで、彼らは「反・巨人」というグループに参加し、とりあえずは改革者を演じることにした。

 が、しかし。

 「反・巨人」軍は常にぎくしゃくしその人気は低迷。

 そしてこの度、ついにそれが「多摩川巨人軍」と「阪神タイガース」に分裂した、という訳である。

 いやはや。

 先にも書いたが、希望の党に移る際に、あれを「踏み絵」だと感じた人は多分半分くらいしかいなかったんじゃないかな???

 こうした見立てが外れておらず、旧民主党や民進党の少なからずがそうだったとすれば、それこそが彼らが革新政党としての機能や迫力を持ち得なかった本当の理由である。

 幸か不幸か。

 前原・小池が事実上政治生命を失い、また岡田さん・菅さんらは長老扱いとなって・・・そんな「日本新党」や「さきがけ」創業世代の生き残りは、もはや枝野さんだけ?になった。

 だからよくなるのか、そうではないのかは全く別だが。

 「大鵬・卵焼き」世代、新党創業世代を飛び越え、急速に世代交代が進んだというのも、実は今回選挙の大きな特徴だったかも知れない。

 

 (その3)母の豹変?

 さて、それにしても。

 国民は、小泉氏が「郵政民営化に反対するなら公認しない」と言った際には拍手喝采だった。

 つまり、日本人は別に必ずしも「排除すること」自体が嫌いだった訳ではない。

 だが、小池氏が「排除」と言ったことには大ブーイングが起きた。

  一体これはなんなのだろうか?

  女子差別?

 というよりも。むしろ。

 大多数の男は母親に裏切られるのが一番辛い?

 女の多くも「そういうことする女子」には違和感?

 ・・・根底には結局、そんなことがあるような気もする。

 (その4)SNS

 立憲民主党の新宿での最終演説会で、福山氏は「新しい政治スタイルの幕開け」と言った。

 そのイメージの中には当然、台風が近づく中、SNSなどを通し8千人もの人がそこに集ったことが含まれている。

 確かに立憲民進党のSNS部隊は優秀だったし、SNSを通しての政治が大きな有望分野・成長分野であるのは明らかである。

 だが、衆院選総括②でも書いたように、現時点の「得票」に関してだけ言えば、その「風」は「関係者」が考えていた程には大きくなかった。

 立憲民進党ツイッターのフォロアーがまたたく間に20万人近くになったが・・・あれは本当に「すごい」ことだったのだろうか?

 実際には得票数の2%に満たない数字で、言い換えれば、98%の人はそれとはあまり関係なく、立憲民進党に投票したのだ。

 繰り返しになるが、SNSの力がますます大きくなることは確実。

 だが・・・ここからはその強みとそうでない所を、よくよく理解しておくことが大事。

 あまり重視しすぎるとロスに、また過信しすぎると思わぬ失敗につながりかねないということにも気づけた、2017年衆議院総選挙だった。

 (週末からは気分を「リセット:笑」するぞ!)

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