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2016年12月26日 (月)

ちびっこクラブ

 
 (その1)高校駅伝
 
 W播州連合の後輩・前田君率いる西脇工女子は2位。
 男子は6位だった。
 
 女子は夏のインターハイ1500mの1-3位を独占し優勝候補の1つだったが、1年次に長距離区間を走った3年生がその後故障に苦しみ、また県大会で好走した2年生も故障?
 結局中距離ランナー2名を含む前記3名が長い所を受け持った(2名については受け持たざるをえなかった)のだが・・・この秋にかなりうまくいった者と、あんまりうまく行かなかった者に分かれてしまった。
 
 秋の県大会まで須磨学園優勢と言われていた男子(結局県大会はアンカーのラスト勝負で西脇が勝利)はゴール前2キロくらいまで4位だったが、今度は結局、最後の最後で2人に抜かれてしまった。
 そう甘くはないということだろうが、トータル的には大健闘だったと思う。
 
 ちなみに、同校の5区は当方出身中学の後輩が走った(区間2位)。中学史上で現・中大の堀尾君、東海大の中島君に続く多分3人目(あと、箱根駅伝メンバーになったのはこの2名に私!ふくめて3名ね:自慢笑)。
 
 
 
 (その2)兵庫、その強さの秘密?
 
 ところで。
 
 それでも「やはり兵庫は強い!」と唸ったのは・・・(県大会で西脇工としのぎを削る学校が男子にあと2校、女子に1校あることはもちろんだが)女子で優勝した薫英(大阪)の1区エース、また男子の倉敷で優勝を決める区間賞を取った4区と6区が、実は県出身者だった点である。
 
 なぜ、兵庫県は高校生長距離選手のレベルが高いのか?
 その第一の理由は、中学生のレベルが高いからである。
 ではなぜそんなに中学生が速いのか?
 究極的理由を1つ挙げれば、小学時代から「ちびっこ陸上」が盛んで、県内に複数の「ちびっこクラブ」があり、まさにしのぎを削っているからである。
 
 ちなみに今年の全国中学駅伝の男子優勝は兵庫、女子は2位だった。
 小学生駅伝の全国大会は何年も続け兵庫のどこかのクラブが優勝している。
 
 
 
 (その3)ちびっこクラブ
 
 さて、その「ちびっこクラブ」。
 功と罪のどちらが大きいかと問われれば・・・前者ということになろう。
 
 テニスでもサッカーでも水泳でも野球でも・・・強いスポーツの多くは裾野の広い種目だし、今の早稲田の兵庫出身者では井戸浩貴君や藤原滋記君も、小学時代からダントツに速かった選手だったりもする。
 
 県内各地にそんな「クラブ」ができたのは恐らく、報徳学園や西脇工が高校駅伝で一世を風靡し、「兵庫を制する者、全国を制す」なんて言われた時期から。
 
 僕は100mの朝原や伊東の前の世代で、彼らの時期にもまだ「ちびっこ」はあまりなかったと想うのだが・・・高校生ランナーたちの活躍が、きっと大人たちの陸上愛に大きな炎を灯したのだろう。
 
 そうした意味では兵庫陸上、とりわけ駅伝有力校の芸風は一見当時(「兵庫を制する者・・・」の時代)と同じように見え、実は全く異質なものになっている。
 
 
 
 (その4)早すぎる試練?
 
 しかし、一方では。
 
 中学や高校時代に強いことが手放しでいいとばかりは言えない。
 彼らが大人になってすくすく伸びるかと言えば、そうとは限らないのはどのスポーツでも同じ・・・特に長距離走の場合は小さいころにタタキすぎるのは禁物だからである。
 
 小さいころの超有名選手がある年代からあまり伸びなくなる、というのは兵庫では割と日常茶飯事。ある時から全く見かけなくなったり、最も伸びる年代に停滞したり、将来はオリンピックを嘱望されるような選手が箱根駅伝どまりに終わってしまう・・・そうした現実も、実は兵庫にはある。
 
 
 地味な話だが残念なのは、そうした子たちのずっと下のレベルでも、ある意味での「ちびっこの悲劇」が繰り返されていることだ。
 
 たまたま高校駅伝の前々日に区の中学生の試合(3キロのロードレース)があり。陸上部所属の5番目が週半ばに3日間風邪で寝込んだあげく、案の定散々な凡走をした(笑)のだが。
 
 そんな(全く平凡な上に病み上がりの)息子よりも後ろを、「はやくも」小学時代の上位常連だった「ちびっこ」たち(春時点の大会では当然1・2位)が走っていた。
 
 これからさぞかしおもろないやろうなぁ。
 
 そんなことを想いつつ・・・なんとか腐らずに、走るのを嫌いにならずに続けていってくれることを祈った。

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2016年12月 8日 (木)

ヤルね!

12月3日から、京都の盟友・土居好江姉のライフワーク
 ・・・映画「古都」が封切り。
 
 土居さんは福山哲郎君が塾長をしていた京都政経塾の元・塾生で
当時は育児が一段落した、しかし京都愛には溢れた一介の主婦だった。


 
 「川端先生の”古都”をもう一度海外向けに映画化したいんですよね」
 
 「いやはや、ヤルね!」と思ったのは数年前。
 20年来の「夢」「志」が
縦糸横糸のめぐりあいにより、動き出したのだ。
 
 http://koto-movie.jp/
(プロダクション・ノートの冒頭部分参照)
 
 NPO「京すずめ」の立ち上げ時はもちろん、
映画化内定以降は当方の所属組織も支援団体の一つになったり、
夏の「世界文化遺産連携会議」総会に監督をお招きしたりと、
できる協力はさせていただいてきたのだが。








 
 初日にでかけたのはもちろん、 
そんな彼女の「夢」実現の瞬間に立ち会いたかったからだ。




 
 が、作品ではそれに加えて、
子を思う親としての切なさ、
また仕事上でいつも感じてきた伝統文化と開発圧力のせめぎあい
・・・公私ふくめた3方向からの共感が押し寄せてきた。




 
 後半号泣(笑)




 
 


 もう1つの「ヤルね!」は、地元神戸の岡本商店街。
 ちょっと冴えた、
それでいて少しぶっ飛んだ
リーダーのいる所はやはり違うよね。

  https://www.youtube.com/watch?v=WgAvPIfIQ8A&feature=youtu.be

 
 土居さんの映画も含め、
いい企画全ての基本はやはり「愛」だと思った。 
 
 

 

近況
 
秋のイベントシリーズがほぼ成功裏に終了しました。
 
・北近畿城跡めぐりツアー(11月17日-18日)
・紀伊半島三霊場フォーラム(大阪:11月21日)
  ・世界遺産サミット(岩手:11月21日-22日)
 ・日本観光学会(福知山公立大:11月26日)
 ・井伊家ゆかりのシンポジウム(東京:12月4日)
 ・東海道57次 守口宿400年記念シンポジウム(12月10日)
 


 ちなみに東京でのシンポジウムは来年度の大河ドラマ関係地である
彦根市と浜松市(市長は松下政経塾2年先輩の鈴木康友氏)の
友好都市宣言なども含めたものです。 


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