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2009年2月25日 (水)

レームダック外交

「外交の麻生」がヒラリー・クリントンを東京に迎え、サハリンではロシアのメドベージェフ大統領と会い、また昨夜はワシントンでオバマと会見した。

ほとんどのメディアは、オバマが招いた初の海外要人が日本の首相であり、クリントンの初の遊説先も日本だったことを「日米関係重視」の証というふうに解釈しているようだ。

だが、それはどうだろうか?

これらの「栄誉」が、「外交」で最後の挽回を期したい首相、もしくは安全保障などの米国関係の継続を図りたい役人たちの「ゴリ押し」で実現したことは、全く想像に難くない。

「自民が政権を持っているうちに言質をとっておかないと、以降の“カネ”や“思いやり”が保障できなくなる。だから、何が何でも会ってくれ」みたいな、露骨な下交渉があったと見るのが普通ではないだろうか?

相手側からすれば、外交には「レームダック(死に体)政権からは成果を引き出しやすい」という鉄則がある。

死にかけた親の枕元で、耳をそばだてて言葉を取る・・・遺言争奪戦のようなものである。

それを知りつつ一連の作業を強力に推進した「内向官」は、もしかしたらとんでもない国賊ということになるかも知れない。

 麻生さんは多分今頃、「会ってやったことと引き換えに」資金援助やアフガニスタンへの協力を約束させられていることだろう。

「レームダックの遺言」は例えば、メドベージェフとの北方領土問題である。

麻生氏は思いつきか、これぞ自分なりのリーダーシップと勘違いしてか、何と「2島だ4島だと言ってたら埒があかない。政治決着しかない」みたいなことまで言った。

これは外交的には「4島でなくても妥協の用意がある」というカードを進んで投げ出したに等しく、政治決着の行方=「3島」「面積で割る」+「日本からの資金援助」というようなことにしかならない。

一体これまでの「4島一括返還」の主張は何だったのだろうか?

ロシアはまるで、遺産として残る土地をどうするか、死にかけた老人の枕元で聞き耳をたてていた子どもみたいに、ニンマリしていることだろう。

その後、クリントンは(戦略基地だか、資源目当てだかは知らぬが)日本の次にインドネシアを訪ね、ここまでを「オープン戦」扱いにして中国に向かった。

一方で、「レームダックの遺言」を期待してのクリントン来日に、小沢さんは冷淡だった。

「いくらアフガニスタンに兵を出しても勝てやしないよ(国連決議なしには協力できないよ)」と言い残してクリントンとの会談に臨み、実際の席上でも「パートナーシップは対等でなければいけない」ということを、はっきり意思表示した。

 これまで民主党が外交面で取り上げられることはあまりなかったが、こうやって貫くところを貫き通していくということは、当然ながらとても大事なことだし、でなければ本当の意味での首脳間の信頼関係なんて築けないんだろうな、と思った

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2009年2月19日 (木)

骨太感

 民主党はどう、景気を回復しようとしているのか?

 そこの所のアピールが少し足りないように思う。

 民主党は要するに、消費から景気を回復させようとしているのである。

 与えられている条件は、輸出産業に当分苦しい時代が続いていくということであり、選択肢は国内経済を根本的に再興していくしかない。

 根本的再興とは何か?

 雇用問題を中心に、働ける人たちがきちんと働けるようにしていくことである。非正規雇用者を含む国民や中小含む企業が「安心して仕事ができる環境」を作らなければ、それこそ経済が回って行かない。

 一方で、お年寄りには(当然のことながら)医療や年金を保障し、また(土木事業に一部代わるものとして?)第一次産業を振興していかなければいけない。 

 そういったことを実現するために民主党は「生活第一主義」を取り、「5つのセーフティ・ネット」をマニフェストに掲げているということである。

 しかし、そういったやっている側には「自明の理」であることが、まだなかなか国民に十分伝わっていない。

 その責任の多くは、各選挙区の予定候補者にもあるのだろうが・・・ひとまとめに表現できていない分やや「骨太感」に欠け、いわゆる「バラマキ」政策と混同されている節がある。

 明日、民主党の政策責任者の一人、福山哲郎氏(政経塾の後輩であり、実は私は彼が受験する際に相談を受け、推薦した当事者であったりもする)が神戸に来てくれるので、ちょっとそう言った話もしてみたいと思っている。

 さて、オバマが就任早々に大きな財政出動を伴う「景気対策」を発表した。

 日本もこれに負けないくらいの財政出動を行うべし、という意見がある。

 日本の場合は大きな不良債権が問題視されている訳ではないし、これまでさんざん公共事業をやり、それが財政の首を締めつけてきた所もあるので、私は基本的にはそういった話がいいとは思わない。

 が、もし何歩か譲って、ある程度の財政出動をという話になるなら、そこに不可欠なのはやはり「わかりやすさ」と「骨太感」であるように思う。

 例えば今朝、たまたま電車で乗り合わせたJR幹部から聞いた話では、あの「リニア中央新幹線」(東京ー名古屋間)の建設費は用地費を含めたった(?)5兆円だということである。

 人口が減り、ネットやテレビ電話も可能になっている中、自分的にはこれから2本の幹線鉄道にそれほどの需要があるのかという気がするし、一方では「2時間半が1時間になる」ことにそれほどの価値は感じなかったりもするが。

 「生き金」にならない2兆円の「定額給付金」が「世紀の大愚作」であることは、こんな例と較べても明々白々である。

 いずれにせよ「わかりやすさ」や「骨太感」という観点からすれば、大きな財政出動を伴うある政策が5兆円のリニア支援(JR東海は自力でやると言っているようなので、それへの貸付等?)に較べて「まし」かどうか、というのは1つの基準になるのではないかと思う。

 民主党は仮に2兆円を使うのなら、太陽光発電といった環境投資も視野に入れているようだが・・・「分かりやすさ」「骨太感」に「未来志向」というキーワードを加え、景気対策として(使うとすれば)大きなお金で一体何ができるのか?

 定額給付金の「2兆円」やリニアの「5兆円」を基準に、あるいはオバマの「70兆円」、小泉さん時代に増えた国の借金「150兆円」等々を上限に、色々考えておくこと自体がとても大事ではないかと思う。 

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2009年2月11日 (水)

入学準備

 海如(みごと)がこの春から、いよいよ小学1年生である。

 小学校についてはPTAもやっていたし、3番目もまだ4年生だし、入学そものものに立ち会うのは人生すでに3回目なので、分かっているつもりだったのだが・・・。

 今回はできるだけ女房を頼らず自力でやろうと思ったら、予防接種とか銀行口座とか、けっこう分からないことだらけであった。

 母は偉大じゃ。

 入学準備として揃えなければいけないものもある。

 ランドセルはなぜか、サンタクロースがくれたからいいとして(笑)・・・なんでもお下がりというのは可哀想なので、例えば入学式に着ていくガキ用スーツ?みたいなのを買ってやろうと思い数軒のぞいてみたのだが・・・売っていそうでなかなかそうでもなかったりするものである。

 さて。

 この間は原稿業務が立て込んでおり、TOPページを変えたもののなかなか更新ままならなかったりしたのだが。

 本日昼過ぎに一段落ついたので、海如の「路上研修」を実施した。

 わが家では小学校入学までに、できればマスター(経験)させたいことがある。

 ①ひらがな、カタカナの読み書き

 ②簡単な足し算、引き算

 ③六甲山頂経由で有馬温泉まで歩く

 ④自転車に乗れる

 ⑤25m泳げる

 1番上がクリアできた(であろう)のは①④、2番目は①②④、3番目は①②③④・・・と今考えれば1つずつ増えてきた。もっとも上の時代ではこういった方針なぞなかった訳だが、いずれにせよ4番目にはわが家初のパーフェクトが期待されているという訳である。

 海如の場合、①については読むのは早くから、特に教えなくてもできた。で、油断していたら年末に字を書くことが少し苦手ということが分かった。

 そういう分野がどこにあるのかって、よく見てやらないとなかなか分からんよね。

 でもまっ、これは春までには間に合うじゃろう。

 ②③は問題なし。特に③に至っては嬉々として、去年の春に済ませてしまった。

 反対に・・・なかなかできなかったのが④。2番目は何も教えなくてもできたし、3番目も2-3回教えてやればあとは自分で乗れるようになった。

 が、海如には春から何度も教えたのだが、本人は一向にその気にならなかった。が、ようやく年末に近所の友人からちょっとカッコイイ自転車のお下がりをもらい。それをきっかけに、それなりに練習したがるようになった。

 で・・・ついに、今日が3回目の「路上研修」(笑)。

 3回目となるとそれなりに高度?で、本山の家から芦屋海洋センターのプールを往復するという6キロくらいのコースである。

 結果は・・・何とか無事往復できた。

 あと数回ついてやれば、危なくない道になら一人で出しても大丈夫になるだろう。

 その芦屋海浜センターにはプールがあり、実はそこは特に下2人がかつて毎週のように通った思い出の場所である。

 初めてばしゃばしゃやったのもここだし、伝え歩きをする前に浮き輪を持って、水中で歩き始めたのもここである。

 で・・・25mのテスト。

 まっ、週1回とはいえ教室に通っているので、これは楽勝だった。

 あと少しじゃぞ・・・飛雄馬。 

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