やりきりシート
女房はいつも4時半起き。「女の意地」で朝食と弁当を作り、あと週に1-2回は夕食を作っている。それだけかよ・・・と言う人もいるかも知れないが、事態が事態だけに、それでもまあようやるわなといった感じである。
「戦時シフト」の家事運営としては、僕の仕事の都合(残業・出張・飲み)を見ながら、週の半分は姫路の両親が交代で手伝いに来てくれている。
僕も当然、家のことはやる。だが「男の意地」として、メシ作りとアイロンかけはやりたくない。だからわが家は、週2回は外食、もしくはできあい系である。栄養バランスを考え、外食のうち3回に1度は飲み屋に連れて行くことにしているが(笑)。
まあ、そんな状態なので、子どもたちとて「お客さん」状態ではすまない。
数が多いということは、個々の生活をいちいち口やかましく管理していたらキリがない反面、「戦力化」していけば結構、それなりのことができるということでもある。
と、いうことで・・・5年ぶりくらいに「やりきりシート」を復活させることにした。
「ノルマ表」を貼り出し、それぞれがやるべき手伝い内容などを明記。きちんと達成できた項目に○をつけ、その数に応じて小遣いがもらえるという「ゲーム」である。
上の子たちには多少の小遣いが必要になってきているので、どうせくれてやるなら、みたいな所もある。
ちなみに今回、中1女子(2番目)は○1つにつき40円である。ノルマは「宿題」「塾」「洗濯物の片付け(含・アイロン:笑)」「電気消しの確認」「朝夕の歯磨き」である。完璧にやりきれば、これだけで月5千円くらいにはなる。
小4男子(3番目)は「宿題」「習い事」(野球・水泳・合気道・体操・塾)「食器洗い」「バットふり」に「歯磨き」(○1つにつき30円)。
4番目の年長は「けいさん・カタカナのれんしゅう」「ならいごと」(水泳・ラグビー・空手・将棋)「はみがき」に、週1回の「はなのみずやり」「ふろそうじ」「トイレそうじ」(同20円)。
4歳の5番目は「ひらがな」「かばんのじゅんび」「みなのくつそろえ」「はみがき」(同10円)といった具合である。
下2人は今回「初参戦」だが、チビとはいえその力、侮るべからず。
たったこれだけのことで、「靴そろえろー」と大声でわめく必要も、「休みの日に便器掃除かよ!」と嘆く必要もなくなった。
気づいた時や思いつきで怒ったり指示したりするのではなく、「やって欲しいことはコレだけ」ということを明示し、それを繰り返していく方が、基礎的な生活習慣づくりにはいい。
例えば、瞬間瞬間に生きている小さな子どもに毎回、靴をそろえさせることは至難の業だ。だが、「自分が手伝うのは何と何で、その1つは靴そろえ」という感じで意識させれば、子ども的にもとても分かりやすいようなのである。
毎日きちんとお勤めを果たし○をつけていかなければ、小遣いがもらえなくなる。そんな厳しい現実(?)を通して積み重ね、自己責任、労働の価値、成果獲得・・・等々、それなりに色んなことも学んでいく。
振り返れば、1番目が小学6年生の頃には、料理好きな彼に週1回の食事当番まで割り振っていたものだ。
メシがまずいと帰る気がしなくなるし、「戦い」には心身ともの健康が大事なので、当分はそこまで望まないが・・・落ち着いた暁には、全員に夕食を週1回ずつ割り振ることが理想である。
(自分は断じて作らない:笑)
ともあれ今の所・・・「やりきりシート」はとてもうまく行っている。
とりあえず、特に忙しいお母さんのいるご家庭にお薦めしておく。
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