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2007年10月12日 (金)

④腹部大動脈瘤破裂

    結論から言えば、今回の病気は「腹部(腸骨)大動脈瘤破裂」であった。

書籍によると「血液を全身に運ぶメインルートである大動脈の壁の一部が弱くなってふくらんだ状態を‘大動脈瘤’といい、これが破裂すると、お腹の内側は血の海。ショック性の激痛とともに、血圧は急激に下がり、意識もうろうとなってそのまま急死する場合も珍しくない」ものだという。

だが実際には、病院内でそのことが結論づけられるまでに、1時間以上を要したのではないかと思う。

女房は思ったより早く到着した。

多分、倒れてから1時間くらいしかたっていなかったと想う。

病名はまだ分からなかったが、直感的に「命を失うリスクがあると思う。全て病院に任せるので無理をいうつもりはないが、もし手術開始に間に合うようなら、一言ずつでも話したいから、子どもたちを集めて欲しい」と伝えた。

 助からなかった時はもちろんだが、助かったとしても、普段なら効き目がない一言をこういうシチュエーションで言っておくことには、それなりの意味があるという、作戦みたいな部分もあった。

 特に「大きく(難しく)なった子どもへの愛情」系+「これだけは頼むor頑張れ」系の言葉をかけるのに、これ以上のタイミングはないだろう。

病院に来る前から比べれば、明らかな小康状態ではあったが、驚くくらいに冷静であった。

あとは、仕事や役職にともなう予定をどうするかを1つずつ考えた。

どう考えてもここから半月分くらいのスケジュールをこなすことは無理であり、女房に処理してもあう部分、女房から稲永さん経由で先方に事情を伝えてもらう部分、代理を立てた方がいい会議とそうでもない会議、後は自分が分担している火事・子育て上の雑用などをひとまとめで女房に伝え、そういったことを全て、頭の中から一旦消させてもらうことにした。

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