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2007年10月12日 (金)

②きゅ・・・救急車呼んで

ともかくここを脱出し、デスクに戻ろう。

一端、デスクに座ったが、パソコンの電源を落とすだけで精一杯。

で、後はただ机上に伏すのみ。

そのうちとてもきつくて、座っていること自体ができなくなってきた。

「外来じゃとても無理、救急車呼ぶしかない」と決断せざるをえなかった。

事務所には川端氏(阪急電鉄)と稲永さん(プロパー)がお昼を終え、戻ってきていた。

川端氏の前職は梅田駅の助役なので、こういった急病人対応はお手のモノ。

稲永さんは明日以降の仕事上の担当者であるばかりか、家族とも面識があり、おまけに実家が医者・・・ってことで、なんだこればうちなりのベストメンバーじゃないか(笑)と思えた。

「安心して任せろ」と神様が言っているのだと想った。

「すまんけど、きゅ・・・救急車呼んで」。

我ながら情けないくらいのよれよれ声しか出なかった。

最後の力を振り絞って、サイフ・保険証・携帯電話を探し出し、手に持ったまま、床に倒れこんだ。

何度も同じことに返答する体力そのものがなくなっている中、「慣れてますから任せて下さい」という川端さんに症状と隣接する住友病院を希望する旨を告げ、稲永さんには家族への連絡、不在時の対応などを託し、とりあえずの不安はなくなった。

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